#56 怪獣ハンターは二度死ぬ
ブルマァクのブルペットからジャンボフェニックスです。
“ブルペット”はブルマァクのダイキャスト・ミニカーのブランド名です。
程なくして“ジンクロン”という別の総称が現れますが、実際の厳密な表記は“Z合金 ジンクロン”だったりします。
ではブルペットの名称がそれで無くなったかというとそうではなくて、“Z合金”マークの中にブルペットの文字が小さく表記されることで辛うじてその命脈を保ち続けていました。 しかし、シリーズ末期の商品からはその表記も消えてしまいます。
“ブルペット”“Z合金”“ジンクロン”と、三すくみ列挙な欲張りブランド名は混乱を招くと判断されたのでしょうか、同時にミニカーであることよりもキャラクター玩具推しな状況だったのも影響していたのか、結局ブルペットの名称だけオサラバの憂き目。最終的には“Z合金ジンクロン”だけ残るかたちになってしまうのでありました。
ブルペット・ジャンボフェニックスは小サイズですがしっかり3機に分離します。
2・3号のキャノピーもクリアパーツ成型で気合入ってます。1号はデザイン上どこにもキャノピーが見当たらないのでそこは責めようがありませぬ。
画像にはありませんが、付属の発射台からの発進遊びの為なのか、コロ車輪は随分と目立つ造形です。
合体戦闘機という特異なジャンル、例えばシュピーゲル号→ウルトラホーク1号→ジャンボフェニックス→0テスター1号…という、3機合体縛りによる一連の流れがありますよね。
…あるんですよ。
その後もスーパーアベガとかテクノボイジャー(←戦闘機じゃねー)とかナベット号とか平成ウルトラのモロモロとか後続多数なのです。
まぁとにかく、この小サイズで合体ギミックまで再現されているという点では、ミラーマンのあの当持のリアルタイムの商品でかつ完成品玩具であることを考えると、かなりスペシャル感が際立っているのではと思います。 ジャンボフェニックスの玩具はコレ一個あれば充分とも言えるで、お得な一品でありましょう。
ほいではサラバイ
オーマイスタージンガー
No title
あくまでリアルタイムのその時代のその時に、できれば少額で済ましたいという希望に叶う、パフォーマンスがいいベストアイテム的存在に心惹かれてるというワケです。今買うと安くないですけど(笑)
「このくらいが丁度いい塩梅」なんですよね。
激しくシンパシーしつつも、ボクは円谷倉庫版でガマンしときます(笑)